つながり連鎖に胸がいっぱい

2020.05.21

毎月第3火曜日に開催している「小山菜園場のあいばこ野菜曜日」
つむじ市でもおなじみの小山菜園場さんから新鮮なお野菜を仕入れて、あいばこの前で販売しています。先日18日(火)お野菜を並べて、いちにち私は道路側に面した場所で外を気にしながらお仕事を…。ところがこの日は雨も降っていて、人通りも少なくなかなか野菜が売れません。

でもそんな中、普段あいばこやつむじのイベントに参加してくださっているお客様が3名もわざわざレインコートを着て、「あいばこ野菜曜日」に、来てくださったのですよ…。
私だったらこんな雨だったらいかないでしょうね…。なので、そんな気持ちにたまらなく胸が熱くなったのでした。本当に嬉しかったです!

それから、この野菜曜日をいつも応援してくださる、久米川麻辣椀のシェフと、ベジ活お料理教室の中嶋さちこさんもお買い物にいらしてくださったりと、改めましてこの場をお借りして、みなさまどうもありがとうございます!!もちろん小山菜園場さんにも感謝です。

 

真ん中にあるのがルバーブ
真ん中にあるのがルバーブ

そんな皆様のおかげで夕方にはほぼ完売となったのですが、最後にひとつだけ残ってしまったのが「ルバーブ」。
私の中では「ルバーブと言ったらジャム、しかもおしゃれなお料理上手の人がつくるもの」の認識。なのでわたしは該当しないのでありますが、ここはいっちょグーグル先生と頑張ってみるかな。とお持ち帰りをすることに。が、そこでふと、以前お客様のA様から頂いたルバーブジャムがおいしかったので、A様に作り方を習おう…あ、いや、あげちゃおう!と思い立ち、帰り道に寄ったのでした。

あいにくお留守だったもので、玄関先にお手紙を添えて退散。すると翌朝「ルバーブに朝、気が付きました!届けてくださってありがとうございます。早速これからジャムつくって持っていきますね!」とメールが届き、あいばこに持ってきてくださったのです。「ジャムにするにはルバーブ少なかったし、ちょうど九州のおいしい夏ミカンがあったから混ぜたのよ、おいしくできたでしょ、食べてみて!」とA様がにっこり。ひとさじ食べてみると、酸味と甘みのバランスが絶妙で本当においしい!私がつくらなくてこんな風に上手な人にジャムにしてもらってルバーブもホントによかったね!と心底思ったのでした、笑

しかもこんなかわいい袋に入っていて…
しかもこんなかわいい袋に入っていて…

イベントに参加していただいたことがご縁で、ご自宅のリフォームやウッドデッキの工事などもさせていただいているA様のお宅には何度かご招待を受けておりますが、行くたびに素敵なおもてなしを受けます。手作りのお菓子やお飲み物。海外生活の経験も豊富なA様が世界各地で選ばれたものが季節ごと素敵にしつらえられています。ううむ、本当にまねしたくてもできないレベルなのです。そしてハンドメイドもお得意。なんと、ジャムが入っていた袋も「いっしょにどうぞ、おまたさん」とのことにさらにびっくり。「あら?!この布は…」というと「そうよ、大事にとってあったのよ~」と。

こちら、あいばこやつむじのイベントによく出店してくださる、東村山在住の画家で、テキスタイルデザイナーの神谷可奈子さんの布なんです。私も好きで何枚か持っていますが、植物や動物がとってもかわいらしいのです。そんな布を、A様お得意の「色合わせ」を効かせカタチや裏地までかわいく、さらに財布とスマホが入るサイズの袋が欲しかった私にはもうドストライク!!(長財布まで入るちょっとした袋って意外とないのですよ)
昨日着ていた洋服にもちょうどぴったり合う感じで、思わず小躍り♪

 

「あいばこ」をとりまいて派生した「つながり」のようなものが、素敵なひとから素敵な人に渡り、野菜曜日を機に、一気に私のもとに届いた感じがしました。わざわざ雨の中に笑顔で来てくださった方のお顔も浮かび、とてもうれしく胸がいっぱいになった日となりました。こういったことって、とても励まされますね、これからもがんばろっと。

*omata*