今年の夏の思い出は…

8月が終わろうとしています。コロナ禍の今年の私の夏は本当に地味な夏となりました。旅行も遠出もせず、娘が入った部活が忙しかったこともあり、せいぜい新しく立川にできたグリーンスプリングスへ行ったくらい。中に人は入ってないよね？ラジコンだよね？という恐竜が歩いておりました…すごい地味な思い出ダワ！苦笑　そのかわり今年は珍しく読書や、気になっていた家の中のことをあれこれと。

もう、何年も「読書をする」ということから遠ざかっていた私ですが、20代の前半によく読んでいた宇野千代さんの本をまた読んでみました。若い頃にこの本を読んだというのが、わたしの考え方に影響しているな、となんとなく感じていたので、この歳になりあらためて今後のためにもう一度読もうと思い立ったのです。宇野千代さんは大正に生まれて98歳までとても波乱万丈な人生。才能にもたくさん恵まれましたが、なにしろ生き方がすごい。今だったら間違いなく炎上してます。とにかくパワーと行動力。いろんなことを徹底している生き方はとても魅力的でありチャーミングです。おばあちゃんになってもおしゃれに工夫し、日々の身なりもきちんと。好奇心を持ち考えたら行動すること、ひたすら前向きであること、困難に立ち向かう姿勢、自信を持つこと、幸せ、愛…などなどが、古風な言い回しの美しい文章で書かれているのです。
厚くて字も小さいので読むのに時間はかかりましたが、若いころとはまた捉え方も違う面もあり、あらためて私も千代さんのようなおばあちゃんになっても素敵な女性になれるよう、これから生きていこうと思ったのでした。そのためにもさらに本を読んだりして自分を磨かねばね。

重たい腰をあげて…

15年ほど前IKEAで買った2段ベッド。息子2人がつかっておりましたが、やがて長男は別の部屋へ移動。下があいた状態の上段で、冗談のようですが、次男は18歳になっても寝ておりました。愛着を持つと彼は手放したくない性分なので、長さも190センチあるし寝られるしとずっと使っていたのです。もちろん天蓋ははずしておりますが、「ミシッ！」「バキッ！」というベッドも限界を超えており、この夏ようやく重い腰をあげて交換を。ものすごく散らかす息子なのでまずは掃除がひと苦労でしたが！

息子とふたり、共同作業！

部屋が狭いのと、とても散らかす性分なので、やはりロフトベッドは条件でネットで検索。暑い日に二人で汗だくになって組み立てました。説明書を読み解くのに苦労しつつ…大変でした！いったいこれをあと何年つかうかな？いやいや、くれぐれも今話題の「子ども部屋おじさん」にだけはならないでよ。そうだな～20代後半になっても結婚しないようなら出て行ってよね、とか話しながら。そんな時間もまた、地味だけどこの夏の思い出のひとつ。

振り返ると他にも地味ではありつつも数々のできごとが…それはそれでまた思い出だなと思った夏でした。…って、まだまだ厳しい暑さは続きそうですね。くれぐれも夏の疲れ、コロナ、熱中症には皆様もご留意くださいね。

*omata*