2020.09.10
9月26日(土)27日(日)に見楽会を予定をしている「朝霞の家」のリフォーム工事の現場にお邪魔してきました。あいばこのリフォームは「職人さん」の手しごとで支えられています。(リフォームで大切にしている3つのこと②をご参照ください!)
そういわれても、ピンと来ないかもしれませんが、例えば室内にあるドア。工場で完成された既製品のドアを仕入れて取り付けるということもひとつではありますが、私達はほとんど、「建具屋さん」の手しごとのドアを採用しています。「職人さんの手しごとで作られた」というドアはやはり違います。どう違うのでしょう??
そんな建具屋さんの作業を見て参りました。
私がおじゃました時には、取っ手部分の金具をつけるための作業が始まる所でした。木で作られた枠に印をつけて丁寧に穴を開け、金具を取り付けるところまで。途中「治具」(ジグ)というガイドになる道具が登場しますが、売ってるものもあるけれど、この建具屋さんがオリジナルでつくったものだそう。流れるように作業をされていましたが、考えてみたら「一発勝負」ですし、失敗したらここまでの作業が台無しの工程。しかも繊細な建具の金具はちょっと狂うだけでもダメですから、ここでも改めて職人技のすごさをいつもながらに感じた私です。長年かけて培ってきた「勘」も大切な要素のひとつ。こうして手作りで作られたドアは、やっぱり既製品とは風合いも愛着度も違うものとなるに決まっています。
そんな工程を動画で撮影させていただき、1分ちょっとの動画にまとめましたのでぜひぜひ職人さんの技をご覧ください。
いかがでしたか?こうやって丁寧に作られている私たちの現場です。時に現場では細かい微調整や訂正が入りますが、そういう時も監督や設計、職人さんでどうすれば一番良いかをディスカッションして善き方向へ進んでいきます。そんな風にして完成された職人さんの仕事が光る仕上がりをぜひとも見楽会でご覧になっていただきたい気持ちでおります。時間を区切った予約制です。27日はオンライン見楽会も開催しますよ。10:30-30分~40分程度です。現地にお越しになれない方もご覧いただける機会ですので、ぜひお申込みくださいね。ご希望の方にはメールにて当日のURLをお知らせします。詳しくはコチラ!!
そうそう、このマンション自体もとっても素敵なんです。傾斜地に建てられていてエレベーターはないのですが、バブル時代を彷彿させる感じ…昔のトレンディドラマ(笑)にできてきそうなおしゃれなマンション。その中でもこのお部屋は広いルーフバルコニーがあり、眺望もばっちり。ベランダビールが日課のわたしにはうらやましい限り。さらにリフォームが完成されたら室内は言うことなしですね!いいないいな~。
さてさて、明日は「左官屋さんの仕事」を見てまいります!左官屋さんといえばやっぱりあの華麗なコテさばき!わたしも体験したことはあれど、これまた見ているほどうまくはいかないもの。そんな動画をまたばっちり撮ってきますのでお楽しみに!!
*omata*
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