2021.03.12
先日晴れて次男が高校を卒業しました。保護者の参列はひとり制限でしたが、無事出席することができて良かった、息子の成長を感じた嬉しい時間でした。晴れやかな気持ちでひとり、遅い昼食を取ろうと乗り換えの駅で向かったのは居酒屋、笑 去年の1月、事務長の美里さんとハーフマラソンの大会に出た帰りに美味しいビールで乾杯したお店で、お料理もどれも美味しかったんだよな~という思いがあったので向かってみました。お店に入るとお客さんはまだおらず、カウンター席へ。メニューを見ていると、私と同世代のマスターに「オススメは卵焼きです」と声をかけられる。そうだった!!確か去年も食べた卵焼き。ただ去年はマスターがおらず、お母様がいて「卵焼きは息子に負けるんです」と言ってたっけ。「いやいや、お母さんのもとても美味しいですよ!」といった記憶がよみがえり、あれより美味しい卵焼きに期待を膨らませて美味しいビールを飲んで待つこと数分。
ううむ!ふわふわしていて適度に生な感じ。そして美味しくてたまらん!!これは確かに一番のオススメというのにもうなずけます。去年のちょうど今頃、小泉誠さんの「ambai」シリーズの「玉子焼」をgetしていた私。憧れの鉄の卵焼き器。玄人感があり、これで私の卵焼きもランクアップね!と思っておりました。が、そうは簡単に問屋が卸してくれず、うまくいく時と行かない時の落差が激しい!それだけに私もこの一年なかなか卵焼きには意識が高くなっており、我ながら上達を感じつつある今日この頃だったのです。
「いや~美味しいですね」というと「だって、すごい研究したんですよ」とおっしゃる。「なにを入れているか教えてほしい、やっぱり企業秘密ですか?」と、聞いてみると、「イヤイヤ全然いいっすよ」と、入れているもの、巻き方のコツ、云々を惜しげもなく教えてくれました!そして、「やっぱり卵焼き器もこだわりの使ってます?」というと、「ぜーんぜん、ほら、これっすよ」と、見せてくれたのはホームセンターでよく見るテフロンの卵焼き器!!まさに弘法筆を選ばずではないか…。「いやね、いろいろつかってみたんだけど、結局これが一番だったんですよ」とおっしゃる。とても衝撃でしたが、私は弘法ではないので、この持っている素晴らしい「道具」で極めよう…。と、早速習ったコツで作ってみました!●●がポイントなんですよ~~~ひひひ。
この卵焼き器は熱伝導もよく、細かい凹凸もポイント。ちょっと上達してきていた卵焼きのランクが一気にあがり、娘にも美味しそう!!と褒められました。あ、肝心のお味の方は道具では解決できず、まだまだ更なる研究が必要です。
小泉誠さんは全国各地、それぞれの秀でた技術と協働して素晴らしい道具をたくさん作られています。他にも少しずつそろえているこいずみ道具店の道具。また違った私オススメの道具を今度ご紹介しますね。
*omata*
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