2020.03.08
昨年6月に着工した相羽建設施工の世田谷の保育園「RISSHO KID’S きらり 岡本」。基礎工事から始まり、暑い夏を経て、冷え込む冬を越え、ついに完成!今回、できたてほやほやのお引渡し前の現場を見る機会をいただきました。
二子玉川駅から車で10分ほど。坂の上の静かな住宅街に、その保育園はありました。目に入った瞬間、木の色の温かみと落ち着いた雰囲気に、「なんてきれいな建物なんだろう」と感嘆。その見学の様子を少しだけご紹介しますね。
袴田喜夫建築設計室さんが「きらり」の園長先生とアイディアを出し合って目指したのが「子どもたちがくつろげる環境」。小さな子どもが長い時間を過ごす保育園は、安心して生活できる環境であり、大人もストレスなく保育を楽しめる環境に…というのが袴田さんたちの設計でした。
適度に区切られた、柔らかい無垢の木に包まれた空間。子どもたちの目線に立った優しい工夫、楽しい発想がいたるところに光ります。
「デン」と呼ばれる場所がいくつもあるのがこちらの園の特徴のひとつ。
デン、とは「巣」や「ほらあな」を意味する言葉で、落ち着いて過ごせるこぢんまりとしたスペースのことを言うのだそう。入ってみるとナルホド、「隠れ家」のようでワクワク。ひとり時間が好きな子にもお気に入りの場所になりそうです。
2階は「5歳児」のおにいさんおねえさんのフロア。
高い吹きぬけの横の階段をのぼっていくと明るい空間。またワクワク。
ここの作業はあの職人さん、あそこはあの職人さん、と解説を聞きながらぐるりと見学させていただき、相羽の職人さんたちの確かな技にまた感動。本当に本当に、皆様お疲れさまでございました。とても素敵なお仕事を見せていただきました。
大人の私も見事にくつろぎたくなる、おうちのような保育園。4月からやってくる子どもたちや働く先生がたにとっても心地の良い場所にきっとなることでしょう。できあがった保育園の中でこれからどんな物語が始まるのか、私も楽しみです。
また、実際に見て、感じる…体感に勝るものはないなぁと再認識。今後の相羽の見楽会の機会もこうご期待です。ぜひぜひ、皆様もご体感くださいませ!
■ST八国山「ゆったりと薪ストーブを楽しむ暮らし」完成見楽会
■「心地良い空気の家」完成見楽会
Gomi^-^
Copyright© AIBA Group Allrights Reserved.