2020.04.05
小学生のころ、カメラにハマりました。きっかけは、かの有名な「進〇ゼミ」。毎月答案を送ると付いてくるシールを貯めるともらえるプレゼント。その一番上のポイントの商品が「ポラロイドカメラ」で、これが欲しくて答案を送って貯めに貯め、初めて手にした”私だけのカメラ”に感動。これで熱が高まりその後再びポイントを貯め、「APSカメラ」というものもゲットした私(APSがなんなのか、いまだによくわかりませんが)。枚数の決まったフィルムを自分でセットして、撮りきったらカメラ屋さんに現像をお願いして、できあがった写真が入った紙袋を受け取って、その厚みを感じる瞬間…今でもあのときめきは忘れられません。
そんな私が小学生の時に一度だけ応募した「赤ちゃん写真コンテスト」。
5年生の時に生まれた妹が可愛くてたまらずによく写真媒体にしていたのですが、叔母に勧められたこともあり、たくさん撮った写真の中から、これは!というものを送ろう!ということになったのでした。応募すれば参加者全員、送ったその一枚が大きく引き伸ばされてプレゼントしてもらえる、というもの。歩行器に乗りながら私に向かってにっこり笑う妹の写真を選び、「私のいもうと」というタイトルでコンテストに出品しました。
後日、結果が届きました。
残念ながら入賞はできませんでしたが、参加者特典を楽しみに主催側から郵送された包みを開けました(以下、実家にあるその時の写真です)。
え・・・
押し寄せる全力の「コレジャナイ」感。
細かいことは子どものころの記憶で曖昧ですが、これがどういうことかというと、
反転しているネガを見ながら写真を選んで、その写真の入ったフィルムをコンテスト先に送る、という参加方法だったのですが、
「送るフィルムを間違えた」のです。
痛恨の極み。5年生の私を慰めてあげたい!!
ネガを見ると番号は同じでフィルム違いだったのがこの写真。ちなみに山梨にある前方後円墳に家族で行ったときの写真です。「私のいもうと」て・・・壮大すぎるやろ・・・審査員さんたちもさぞ頭を悩ませたことと思います。
この話、私の中ではわりと「すべらない話」として育てているのですが、先日この写真をたまたま見た友人が「愛のある写真」と言葉をくれ、目からウロコ、というより脳天にタライ…といった衝撃を受けました。
そういえば、こんな前方後円墳の写真だけど(古墳に謝れ)、親は大事に今も変わらず飾ってくれているし(捨てるわけにもいかないのでしょうが)、どうやらこれは母が私のカメラで撮った写真。
母が、まっすぐ歩いていく家族の背中を撮った写真。そうか、愛のある写真。なんだかいい写真かもしれないなぁと、20年たった今、見方が変わりました。
今の自分が感じていることも、もっともっと違ったとらえ方ができるかもしれない。どうせなら面白い、幸せになれる見方を、見つけていけたらいいなと思います。
あら、いいハナシになりました??笑
そうそう、先ほど新しいマスクが入荷されました。マスク販売についてはこちらのブログでも→「ひっそりと、お知らせ。」
今から包むので、販売は明日からになります。
昨日今日、買いに来てくださったかたがた、ありがとうございました。
明日入学式だという男の子も買いに来てくれました。
お困りの方に、なるべく広く、届けばいいなと思います。
ブログ見ました、でおひとり2枚まででお願いしています。
買ってくださる方との会話は私も楽しいです(マスクつけて、アルコール手元に置いて、とお互い気をつけながらですが)。
ほっとできる時間、笑う時間、大切にしていきたいですね。
Gomi^-^
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