お庭改修 100万円(東京都東村山市 H 邸 21㎡) H様邸(ご夫婦+お子様1人)
春先、相羽建設が2001年に手がけた街、「ソーラタウン久米川」で、お隣同士3軒同時にお庭リフォーム&植栽剪定の工事を行いました。特に3軒が示し合わせた訳ではなく、同じ時期にお庭のご相談を受けたため同時に工事する運びに。各々のご要望に応えることはもちろん、緑でつながるタウンの景観、街並みを整えるお庭リフォームの機会となりました。
3年前にソーラータウン久米川の中古住宅を購入し、セカンドオーナーになられたH様邸のお庭です。「自然素材や
家の細かい部分のつくりに惹かれたのと、緑豊かで街の雰囲気が出来上がっているところに魅力を感じ購入を決めました」とH様。入居時に室内と共に玄関アプローチとウッドデッキの改修はしましたが、お庭は
後々ゆっくりと考えることにしました。
「住んでみると庭が暗く、ジメッとしていることが気になりました。防草のために固まる土が敷かれていたのですが、経年でまばらになり、水捌けも悪く、雨が降ると憂鬱な気持ちになっていました」とH様。家の点検時に相談したことをきっかけにお庭のリフォームがはじまりました。
設計担当の中村薫さんへはじめに伝えたのは、地面の改良と自転車置場に屋根をつけたいということ(後ほど、屋根無しに変更)、お手入れが楽、など具体的な要望でしたが、話し合う中で、“タウンのイメージにあったお庭”、”自分達の趣味や暮らしにあったお庭”といった言葉も交わされるように。タウンの庭も住人それぞれが手を加え、各家ごとのカラーが出ていますが、20年経った今でも緑豊かで開放的なイメージが大切にされています。タウンの在り方に共感いただき、その中に自分達らしさを加えることで風と光が東西に通り抜ける、清々しいお庭に一変。H様ご家族の人柄をあらわすような明るく爽やかなお庭、その楽しみや魅力を伺いました。
「自然な形の石がお気に入りです」とH様。自転車置き場は手前の駐車場脇ではなく、庭の奥に据え、庭に石の道を敷きました。朝夕自転車を出し入れする際に、日々変化する庭の様子を観察することが楽しみの一つになったそうです。
「予算も考えて、本当はお風呂のリフォームを先にしようか迷ったんです。でもお庭を先にやって本当によかった。庭が明るくなって、心がすっと整理された感じです。やりたかった小さな家庭菜園もできてうれしいです」と笑顔のH様から充実したお庭ライフが伺えます。
造園:中村薫(相羽建設)
施工:秋津園芸
取材・編集:伊藤夕歩・中村薫・猪股恵利子(相羽建設)
入居3年、セカンドオーナーと思えないほど街になじみ、「自分達らしい暮らし」を楽しまれているH様。インテリアも味のあるヴィンテージの家具が経年美化した自然素材にしっくりとはまり、H様のセンスが光っていました。
快く取材に応じてくださりありがとうございました!(広報 猪股)
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