戸建改修 2000万円 + 太陽光発電蓄電池設置工事 600万円 (I様邸|国立市)
閑静な住宅街に佇むこちらのお宅は、長年に渡り、美しく豊かな暮らしを提案してきた設計事務所《住まい塾》が設計した住宅です。室内には米松の無垢材や珪砂漆喰をふんだんに使用し、角のないアールの壁や全てに面をとった木材など、随所に趣向を凝らされています。どこかスタジオジブリの作品に出てくるような、温かみのあるお家でした。
2023年、新しいオーナーがこの住宅を購入され、リノベーションをすることに。
元は玄関共有の2世帯住宅でしたが、玄関を2つに分けることで暮らしに配慮した空間に。既存の玄関ドアの隣に新設された玄関ドアは、既存のものと同じベイマツで作製し、同じ取手を探して設置。ドア上部はガラス張りにすることにより、玄関内からグリーンが見え、明かりが差し込む玄関に。
1階はご両親が住まわれるため寝室・居間の和室の段差をなくして無垢フローリング貼りに変更しました。在来でつくられていた1階の浴室は、バリアフリーを考え、引き戸のユニットバスに。ユニットバスを入れるために洗面室の洗面台のサイズを小さくし、洗面器は新しく入れ替えました。
お母様のご希望で、寝室のすぐ隣にトイレを新設しました。
壁で区切られ孤立したキッチンも壁量計算をし、壁を撤去しキッチンから居間に通れるように。
既存のドア枠を鴨居に見立てて、溝にピクチャーレールを埋め込みました。
2階は孤立したキッチンと居間の間に開口部を設けました。
奥様がお選びになった形状の異なるタイルの組み合わせが木製のキッチンに色どりを添えています。
ダイニングにミナペルホネンの白樺のペンダントライトをご提案。約4mの板張り天井の居間に星降るmetsäの森の明かりが灯り、とてもワクワクする光景となりました。
住まい塾さんのこだわりを崩さずリフォームの提案をし、新しい住まい手さんの好みの新しいチョイスを加えることで、住まい塾さんと新しい住まい手さんがしっくりと馴染むことができました。
また、相羽建設の自然素材を生かすポリシー、大工さん、建具屋さん、電気屋さん、左官屋さん、タイル屋さんの手仕事の技術によりこの空間が出来上がりました。
こちらの住宅はYouTubeでルームツアーを公開しています。
是非ご覧ください。
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