ほっこりできる、地域の縁側のような場に
戸建改修・店舗改修（東村山市K様邸）設計：スタジオソイ
生まれ育った家で始めた新しい暮らし
お父様が亡くなられたことから、ご実家に夫婦で戻りお母様と3人で暮らすことになったK様。建て替えも検討しましたが、改修して今の家を大事に住みつないだほうがよい、改修するならばお店のスペースもつくろう、と考えられました。住まいは古いながらも立派な日本家屋で、家のあちこちにある、古き良き時代の雰囲気も活かしつつ、1階部分に店舗スペースを設けた改修をおこないました。同時に、窓を二重にして断熱効果をあげたり、屋根を瓦からガルバリウム鋼板の屋根に交換、耐力壁の増設など耐震性を向上する工事を施しました。
新旧が融合する住まい
もともとが古き良き和風の素敵な作り。残せる良さは残しつつ性能面はあがり、新旧融合された美しい住まいとなりました。
焼き菓子のお店で「住み開き」を
結婚を機にマクロビに食生活を改善し、マクロビのレストランや自然食品のお店で働くなど、自然志向になっていったＫ様。そして、おいしいお蕎麦との出会いがあり、お菓子作りが好きだったこともあって、そば粉に特化したお菓子を作ることを考え始めたそうです。ご縁のあるお店やイベントにお菓子を出すようになり、リフォームを機に念願だったお店、そばの実カフェ『sora』ができあがりました。「ご近所の方が気軽に立ち寄れておしゃべりを楽しめる地域の縁側なような場所にしたい」と、イートインスペースも設けました。こちらではカフェだけではなく、お料理教室やお味噌づくりのワークショップなども開催してたくさんの人が訪れる場となり、Ｋ様のほんわかした人柄でファンが増え、地域にじわじわと浸透している人気のお店となっています。
※そばの実カフェ『sora』は
コロナ禍の現在はお休みしています。焼き菓子のご依頼、お楽しみセットは販売中ですので、詳しくは、そばの実カフェ『sora』Facebookページをご覧くださいね。
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