戸建部分改修 450万円(東村山市T様邸/部分改修 20㎡+設備改修)
「設置されている食器棚を取り外したい」そうご相談されたことから始まったT様の改修計画。ヒアリングを重ねると、他にも収納がまとまらない、洗面所が狭い、インターホンの位置が使いづらい、など沢山のご要望がでてきました。お仕事のお忙しいT様ご夫婦の生活動線を整えて、日常を快適にすることを目的に改修を行いました。築10年目の節目でもあり、調子の悪くなった浴室TVや食洗機など設備の入れ替えもおこないました。
写真だけではわかりづらいのでお家の一部ではありますが、プランもご紹介します。
2人のお嬢さんが近い将来、朝並んで支度をしても良いように、そんなイメージも持ちつつ洗面所を広く、洗濯機も奥に移動し家事動線に余白を持つことが出来ました。壁の裏の和室はファミリークローゼットも兼ねた造り付の納戸に。棚の幅を入れたいものにピッタリ合わせて無駄なくつくれるのも造作家具の良いところ、天井までしっかり使えるようになりました。
また、あとちょっと乾かしたい洗濯物も、リビングから少し目線を外したところに可動式の室内物干しを設置する事でごちゃつき感を避けました。家族みんなが家事をしやい工夫にもなっています。
今回の工事ではレンジフードも交換したのですが、工事中に換気扇のダクトのズレを発見。急遽天井に点検口を設けて対処しました。リフォームの現場では、想定外の事も多くありますが、その場合はその都度お客さまと相談して解決方法を見つけてゆきます。
天井の照明器具はもともとダウンライトが1灯だったのをキッチンライトに変更。天井の張り替えは工事の対象外だったので、ダウンライトの穴が目立たぬように幅のあるものを選びました。
家を建てるときは、いろんなものが慌ただしく、細かなところまで考えを巡らす暇もなく住みはじめてから、そうだったと気づく事は良くある、というよりは、むしろ当たり前と言えるかもしれません。また、家族のあり方や成長によって暮らし方も変わってゆくものです。
ある区切りをもって、家について見直すというのは大切なことだな、そう思ったリフォームでした。
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