団地改修 810万円(東京都東久留米滝山団地W様邸/改修面積78.9㎡)
今回は団地を購入されてのリノベーションです。
ご家族3人が居心地よく、開放的な空間で日々を過ごせるようにリノベーションの計画を行いました。
複数の居室に別れていた既存の空間から、オープンなひとつながりの大きなLDK空間を中心に生活動線を設計。これまで、私たち相羽建設でお手伝いをさせていただいた団地リノベーションの中でも一際大きな空間が生まれました。
以前は部屋が細かく分けられ、各部屋ごとに押入れがあることで窮屈な印象でしたが、収納はW.I.Cに集約し、押入れを撤去。また床はパイン材に統一、壁は白い塗装仕上げとして視覚的にも明るく広々とした空間に仕上がりました。
お施主さまは以前、朝霞市の「空へと視線が抜けるマンションリノベ」の見楽会にもお越しくださり、気に入ってくださったご様子でしたので、コンクリートのラフな感じや配線の露出が効果的に映る様なインダストリアルスタイルのブラックの照明をご提案しました。
また照明と同じようにリビングの壁面の1面を濃いグレーで塗装して空間に奥行をだしました。
小学生のお子さんが勉強するカウンターも同じ照明シリーズのブラケットを使い、変化にとんだ空間に仕上げました。 (インテリアデザイナー・太田礼美)
お子さんが勉強したり、在宅時のひと仕事もできるカウンター兼家電収納を造作。壁面の収納はLDの照明と同じシリーズのブラケットで統一感を。窓からは桜の大きな木が見えたり、団地特有の建物の間隔が広く、気持ちの良い風が通り抜けます。
一番不便と感じていた、洗濯機のホースをお風呂場まで運んで排水しなければならない、という問題を解決するため、排水をキッチンに繋ぎ、洗濯機スペースを新設。
新たな洗濯機スペースは大容量収納と一緒に3枚引き戸ですっきりと隠せるようにし、水まわりや買い置き等の雑多なものが目につかず、片付けも楽にできるようにしました。
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