長くお家を空けていらしたこともあり、元気がなくなってしまったお庭を新しくつくりかえました。
大事にしたのは、戻っていらしたご主人が元気になる前庭とアプローチになること。
ご要望は全部を一新してしまうのではなく既設の平板を活用したい、お手入れできる程よいグリーンを確保したい、来客用の駐車スペースは確保したいが通行する車が敷地内に乗り上げてくることを防ぎたい、などでした。
地中の埋設物も一部整理しすっきりと。
ギリギリまで荒っぽく仕上げた土間と、造園屋さんが探してくれた株仕立てのオリーブが印象的です。
植栽工事をした4月上旬、セイヨウオダマキが可愛らしい花をつけていました。シロヤマブキやユキヤナギなど春を呼んできてくれそうな白い花をメインに、キチジョウソウなどの縁起の良い草花も植えてゆきました。
目地に植えた地被植物が勢力を伸ばしてゆくのが楽しみです。
車止めに制作した木馬には、ラッキーチャームとして蹄鉄を尻尾に見立てました。
口の彫り込みや目のビスなど、大工さんが楽しく制作してくれたことが伝わってきます。
月に数回は駐車スペースとして使用できるよう、プレートとペグで半固定にしてあります。
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