2023.08.30
長女の夏休みの研究は、「捕鯨と日本」というテーマでした。鯨を食べることがSDGsに繋がるという新聞記事を読んでから、興味を持ったそう。関連本を読んだり、実際に鯨を見るために、この夏は大地町立くじらの博物館へ行ってきました。今の子供達や若い世代にはSDGsという言葉が身近にあり、学校教育の場でも様々な事を教わっています。
昨日の晩ごはんに、ピーマンの肉詰めを作りました。「今日は中にも刻んだピーマンがはいってるんだね?」と長女。我が家のピーマンの肉詰めは、ピーマンを縦半分が3等分にカットして中に具を詰めます。その時にヘタの周りのポコポコと膨らんだ可食部も削ぎ落としてしまうので、細かく刻んで人参や玉ねぎのみじん切りと一緒に、肉だねの方に混ぜ込むのです。そうすると、勿体なく食べれます。そんなことを教えると、自然と、「それはSDGsだね!」と返してきました。
私は30代後半ですが、私が子供の頃はまだ、エコという言葉すら、ごく一部の人が使う少し偽善的な言葉のように思われていた気がします。環境や自然について考えること、それが当たり前のこと、普通に話題にあがること、少しずつでも時代は変わってきていると感じました。
私の実家は長野で小さな設計事務所を営んでおり、古民家や寺社仏閣の再生、環境に配慮した建築を実践していたので、環境教育みたいなものにはうるさかった覚えがあります。田舎だったので、自然環境と人との距離が近かったのもあると思います。
子供達にも、物を大切に使うということはコツコツと教えていきたいテーマです。永く大切に使うためには、大切に使おうと思えるもの、品質的に永く使えると思うものを選択する必要もあります。使い終わった場合に、自然に返るものなのかも、大切です。
私も、親世代や祖父母世代から、大切に使っているものは沢山あります。思い入れがあれば、尚のこと大切に使いますし、壊れても直してまた使おうと思えます。
食器や衣類、着物類は何代にも渡り使ってるものもあります。着物は特にそうですが、そのままにしておかず、使うことが大切です。
私が子供の頃に使った手押し車?もまだまだ現役で、私の子供達もガラガラ音を鳴らして歩く練習をしていました。
相羽建設では、こども工務店や手しごとフェスタ、暮らしの文化祭などで多くの方、お子様たちに様々な手仕事に触れる機会を設けています。小さなころの経験は体や心を通して大人になっても忘れないような思い出になります。端材を使った小物製作など、様々なイベントを通して小さなうちから、もの作り、家づくりに触れ、環境について考えるきっかけになったらと思います。
ピーマン1つから始まり、身近な食器や生活雑貨、そして、人生の中で一番大きな買い物となる「家」。
大きなものになればなるほど、購入時の選択は大切になりますね。
我が家は、家を建てるにあたり、永く大切に使える自然素材の良いものを、と考えAIBAの家を建てました。
家をもつにも、色んな選択肢がある時代です。今ある古いものを活かして、手を入れて、暮らしていくことを選ばれる方も多く、相羽建設でも多くのご相談が寄せられています。
新築で家を建てるより費用を抑えることもできますし、断熱改修など、設備面の様々な技術は向上しています。
先日竣工した武蔵村山市にある「築50年古民家リノベ」の物件は、築50年の平屋の戸建てを改修した物件です。私も現地を訪れましたが、田舎に帰省したような、祖父母の家に遊びに来ているような懐かしさを感じました。昔の手仕事をそのまま残し、水回りを中心に今の暮らしに合うよう、建築家の佐藤重徳さんによりデザインされた住宅です。今週末には見楽会が開催されることになりました。
リノベーションをお考えの方、是非お越しください!
詳細はこちらから ↓↓↓
「築50年 古民家リノベ」オープンハウス|建築家 佐藤重徳さん×相羽建設(武蔵村山市)
見楽会のご参加、お待ちしております!
●koga●
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