2020.09.23
建具屋さん、左官屋さんに続き今回見てきたのはタイル職人里見さんのお仕事です。今回の朝霞の家のリノベーションでは、洗面台を「名古屋モザイク」のタイルで仕上げています。建具のドアもそうでしたが、既製品の洗面台をかぽっと置くのではなくて、大工さんが作った土台に、タイルを貼り、理科室のシンクのような四角いシンクが付くという手作りのオリジナルの洗面台です。本来ならば、約30センチ×30センチの大きさのタイルを貼っていくという工程ですが、この現場ではサイズ感と、より正確に収めるための目には見えない里見さんのこだわりと心意気!が垣間見える作業を見せていただきました。そんな様子を動画にまとめましたので是非ご覧ください!(音楽がお好きな里見さんなのでBGMもジャズでこだわってみました!)
いかがでしたか?想定外のこともあったようですが、より綺麗に収めたいという里見さんの思いで、一つ一つ指で時間をかけて調整をされている里見さんのお仕事ぶりにこだわりと愛を感じました。時間の都合上最後のタイル「ピカピカ!」までは撮れませんでしたが、里見さんの方から「仕上がりは実際に見に来てね!ってことにすれば?」と動画の〆方のご提案を頂き現場を後にしましたが、今頃はきっと理科室風シンクも水栓もついて仕上がっていることでしょう、私も楽しみです。
入居15年。考えてみたらわが家で一番きれいに保たれているのはこのキッチンのタイルかもしれないと思っています。20×10センチのこの白いタイルが私は大好きなのです。長方形っていうのとこのツルツルな質感がいい。ここはガスコンロ脇ですが、気を抜くと目地が黄ばんでくるので、気を抜かないように拭き掃除を頑張っているのと、わかりますか?ぶら下がっている赤いゴム手袋の赤さが映っています。綺麗に拭くと鏡のように色も映すものなのね、というところが好きです。汚れやすいところをあえて白にしてきれいに保つ、ということを学んだ白いタイル。今回里見さんのお仕事ぶりをじっくり拝見し、里見さんがわが家のタイルもこうして同じように丁寧に貼ってくださったんだな~と思うと、これからもこの白さを保てるように頑張っていこう!と気持ちを新たにしたのでした。
現場では複数の職人さんが怒号を散らしあいながら…でははなく「ちょっと脚立貸して~」とか仲良くそれぞれの持ち場を仕上げておりました。相羽の職人さんたちは「相友会」という会で繋がっており交流も盛ん。そして里見さんは多くの職人さんを束ねる会長さんでもあるのです!ひとつの現場を仕上げるために、いったい何人の職人さんや業者さんが入るのでしょうね?数えたことないですが、今度数えてみたいと思います。職人さんでつくるあいばこリフォームはきっと多いことでしょう!そんな信頼できる職人さん達が仕上げた朝霞の家、いよいよ見楽会は間近です!お申込みお待ちしております(^_-)!
*omata*
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