2020.10.29
ハロウィンが日本に浸透して久しいですが、私世代が若き頃は無かったですよ……近年の渋谷の大騒ぎにには閉口していたので、今年は自粛で少しはおとなしいかなと、どこかホッとしている私はやはり歳なのでしょうか…苦笑 とはいえ世の中はどんどん変わっていきますから、頑張ってついていかねばなりません。スマホを持っていたらモノが買えたりするのはもはや当たり前。私がおばあちゃんになるころにはいったいこれ以上なにが進化や変化しているのでしょうね。
今年の春に開園した世田谷区の「RISSHO KID’S きらり岡本保育園」。昨日こちらで「保育勉強会+木の保育施設内覧会」が行われました。竣工時にも見る機会はありましたが(その時の五味ちゃんのレポートブログ)今回は開園して実際に子どもたちが過ごしている時間に見させていいただくという、保育園のありがたきご厚意により実現した貴重な機会でした。坂本喜一郎園長先生と、設計をされた袴田喜夫建築設計室の袴田喜夫さんのお話しを聞いてから園内を見学するという会です。結論から言ってとてもよいお話を聞けて、聞いたうえで見学した保育園はとても素晴らしい場所でした。終えてまず思ったのが、「時代は変わったな」のひとこと。私は前職は幼稚園教諭をしていたのですが、昨日改めて数えてみたら辞してからもう、20年も経っていました(驚)。ここはあの時代の保育現場とは大きく違うなと静かな感銘をうけたのでした。とはいえわが子たちが通っていた園もそうですが、まだまだ現在の保育の拠点の多くは昔ながらの流れの保育をしているところも多いでしょう。しかし、坂本先生の想いはとことん子どもの人間性とか気分とかスタイルを尊重しており、「親に見せるため」ではない保育。その理念をしっかりと細かくカタチにした設計、建物となっていました。ソフト面ハード面も全てが不自然さとか固定観念とかおしつけのない、自然で居心地の良い保育園でした。そしてやっぱり木造っていいな、と改めて感じたのでした。これから、こんな保育園が増えていったら豊かな子がたくさん育って、日本の将来もちがうな~なんて壮大な気持ちになりました。
ハロウィンの時期ということで、子どもたちが作ったお化け屋敷があったり、壁には先生が作ったありがちな飾りは無く、子どもたちの個人の写真や子どもの作品が飾られていました。自分の写真が飾られているというのはとても良いことなのだとか。そんな説明の数々にも深くうなずけます。それにしても自由な子どもの絵のタッチのなんと可愛らしいこと。持って帰りたい気持ちを抑えて写真に収めた私です。
こんな風にすてきに時代が変わっていくのはとてもいいことですね。こういう時代のよき変化にはどんどん乗っていきたいと思ったのでした。
こんな素敵な保育園の詳しいご紹介はコチラ、是非ご覧ください。露天風呂なんかもあるんですよ。
*omata*
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