家の快適さについて考える

2021.05.26

快適さってなんだろう

お家の快適さって家の間取りや窓からの眺め、仕上げの素材など、手や目に触れるものに大きく左右されますよね。裸足で歩く無垢の床や窓からこぼれる木漏れ日などは直接脳と心に訴えかかてくるところがあります。もう一方、風の通りや設備や省エネなど家の性能も挙げられます。こちらは健康や家の寿命、ランニングコストなどにも関わってくるでしょうか。
家の性能に関わる部分は自分で調べると馴染の無い数値や言葉がたくさん出てきて、結局良くわからないなーとなりがちです。それでも家の中は快適であるに越したことはないし、できれば理解もしておきたい。そして基準がある。

地球温暖化防止の観点からも、家を作る側と家を使う側両方の意識を高めてゆこう、と、この4月から、家を建てる場合などでは省エネについて工事サイドからの説明義務がスタートしました。説明が必要な内容には、「外皮」と呼ばれる家の外側ぐるりの断熱や素材の事、「一次エネルギー」と呼ばれる空調や照明、換気や設備などを総合的にみたエネルギー消費量のことが含まれています。これにはLEDの照明器具など住む人が選択するものも含まれます。現在リフォームの場面では、必ずしなければならない事ではないけれど、寒さ改善のご相談などはあいばこにいてもよくお聞きします。

自分のお家・家族にとっての快適に必要なことはどんなところかな、を判断する準備として、多方面からの見方を知っておく時期が来たのだなと感じました。

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あいばこ なかむら