こんどの土曜日はリノベーション見楽会!

2023.03.05

3月11日(土)に開催する「レトロモダン空間にヘキサゴンタイルが映える戸建リノベ」見楽会の現場へ行ってきました。現場は仕上がり間近の状況ですが、まだこれから扉が入ったり、今回は麻のシェードカーテンがとても効きそうなので、完成はまたぐっと違ったものとなりそうです。場所は練馬区。少し行けば吉祥寺へ出られる立地です。近くに広い公園もある閑静な住宅街。「新築」ということにこだわらなければ、こういった場所に住まいをもてるというのが中古住宅のメリットですね。とはいえとはいえ、せっかくであれば、リノベーションで好みの空間や間取りへ変更したり、古い部分を可能な限り改善できればよいですね。
今回のお宅も、優先順位をきめて、残された部分はご家族でDIYをしながら住まわれていく予定。なので家のあちらこちらに「古き良き」が残されています。

玄関入ってすぐの階段
玄関入ってすぐの階段

玄関を入ると目に付くのはこの階段。思わず心の中で静かに「おおお~」と言ってしまいました。団地育ちだった私にとって子どもの頃、こういうお友達の家に強いあこがれを抱いたものです。ホームドラマとかでも、スリッパはいた奥様がこんな階段を「あら、いらっしゃい」なんて言いながら降りてきませんでした?笑

階段の奥には洗面所が。このおうちはもともと水屋や和室に炉があったりと「和」の雰囲気も。なので洗面所は「和」な雰囲気で仕上げられていました。

壁の色とタイルがバランスよく和の雰囲気に
壁の色とタイルがバランスよく和の雰囲気に
見上げた棚には竹のアクセントなんかも
見上げた棚には竹のアクセントなんかも

和をいかしつつ、リビングはガラッと洋風へ。今回のタイトルにもなっている「ヘキサゴン(六角形)タイル」が貼られたキッチンはとても特徴的。なるほどこのタイルならキッチンの水はねや、油汚れが気にならないかも。壁の途中まで貼られていて、壁と床の境目の柄もきちんと合った状態でつながりがあります。タイル屋さんすごいなぁと、しみじみ眺めてしまいました。

タイル屋さんの腕のみせどころ
タイル屋さんの腕のみせどころ
収納もたっぷり もうすぐ完成のキッチン
収納もたっぷり もうすぐ完成のキッチン
出窓の天板を伸ばしたっぷりの収納と家電置き場に
出窓の天板を伸ばしたっぷりの収納と家電置き場に

ここはもともとはリビングの出窓だった場所。その出窓を天板を広く取り、キッチンのたっぷりの収納になっています。ん?これは以前も「空へと視線が抜けるマンションリノベ」で設計の太田さんが出窓の天板とテレビボードをつなげていたなあと彷彿させるテクニックです。

空へと視線が抜けるマンションリノベの出窓とつながるテレビボード
空へと視線が抜けるマンションリノベの出窓とつながるテレビボード

今回も随所に太田さんらしいご提案が光っており、窓につく予定のシェードのカーテンも特徴的で「洋館」な要素があり入ると相乗効果で素敵な見栄えとなるのは間違いないでしょう。そして今回は最近あいばこブログでもよくお伝えしている「窓断熱」も施されています。

レトロがよいといっても、性能面ではやはり古さは現代に勝てません。窓を2重にすることで、寒い日でしたが内窓を開けただけでひんやり感が私にも伝わりました。また、外から聞こえる音も遮断されてあらためて内窓の効果も体験できました。ぜひこれは現地で。

また、ヒートショックにも配慮し、浴室の場所をもともとあった場所からキッチンの近くへ新設しています。今までは一度寒い玄関ホールを抜けて浴室へ行く間取りでしたが、リビングからそのまま行くことで、体にも優しいリノベーションとなりました。今までのお風呂があった場所はこれからご主人がDIYで収納を作るというお楽しみも残しています。

古い家がどこまでリノベーションで活かされ、生まれ変われるのかを、ぜひとも現地で体験していただけたらと思いますので、ぜひお気軽にお申し込みくださいね。

お申し込みはコチラ!!⇒「レトロモダン空間にヘキサゴンタイルが映える戸建リノベ」お申し込み

*omata*

BEFOR AFTER 今回は1階をメインにリノベーションです。
BEFOR AFTER 今回は1階をメインにリノベーションです。