奥様が復職するタイミングでお庭について考えたM様邸。
子どもたちがお庭と関わりたい気持ちも大切にしたいけれど、仕事に復帰したら雑草を抜くこともきっとままならなくなってしまうな、そうご家族で話し合い、問題を抱えていた土部分を土間敷きにし、アプローチ部分はシンボルツリーがお迎えしてくれるようにお庭を造り替えました。
土間を延ばしても殺風景にならないよう、低い木塀を配しています。
和室の前には家族がちょっとあつまれるウッドデッキを。布団干しがちょうど置けるサイズです。ダイニングとつながり、ぐるりとまわれるような回遊性を持たせることができました。
それ以外の建物周りは雑草を抜き、防草シートを敷いたうえで砂利敷きとしました、目をかける所と、かけずにいられるところにメリハリをつけたM様邸でした。
小さな範囲で植栽を楽しむコーナーを。
シンボルツリーには花も実も楽しめる常緑のフェイジョアを選択しました。大きくなったら玄関の出入りの際の目隠しにもなります。
既存の平板を並べ直して、石や砂利で整えています。
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植木屋さんとのやりとりでおすすめしているのが、シンボルツリーと併せる低木や下草類をある程度お任せのプランにすること。大まかに枠で予算を取ることで、最終的に融通を利かすことが出来ます。例えば、メインの樹木は見栄えの良い株立ちを入れたいので下草は予算を抑えて、や、低木をもう一本入れたいのでメインの木は小さいものにしましょう、など。
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今回は低木に、玄関周りで触っても葉が柔らかいキンシバイなどをあわせました。
成長がたのしみです。
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