15年の年月を経て

竣工から15年目を迎えた当社社長の自邸。自然素材の床は色艶を増し、大きく育った庭の木々からこぼれる日差しが家中に溢れる気持ちが良い住まいです。お子様の成長に伴い、約12畳のお部屋を間仕切る工事をおこないました。リフォームプランは小泉誠さん。ただ単に空間を仕切るだけではなく、随所に小泉誠さんらしいセンスが光るリフォーム。奥様も娘さんも声をそろえて「大満足」なお部屋ができあがりました。

現在高校生の娘さんと中学生の息子さんの子ども部屋。さまざまな使い方を経て、このたび息子さんが「納戸部屋」へ移動。（納戸部屋といってもエアコンも窓もある秘密基地のようなカッコイイお部屋でした！）奥様と娘さんが過ごす空間をどう区切ってそれぞれの「個室」ができあがったのでしょうか？

手前は奥様のスペース。奥が娘さんのスペースです。完全な仕切りではなく、上部がほどよく開いているため、お互いの存在を適度に感じたり、エアコンが一台で済むメリットが。ふたつの窓から入る優しい光が部屋全体を美しく包むのも、仕切りきらない壁ならでは。「寝る時、お互いの光や音が気になったりしないですか？」と質問すると「寝る時間もだいたい同じだから気にならないよね～」と、母娘同時に仲良し笑顔の返答になんだかほっこり。

家全体の設計はN設計室の永田昌民さん。一段さがったスキップフロアのリビング、木製の建具やキッチン。年月を増して、家族と共に美しく変化している素敵なお住まいです。相羽建設ホームページでもご紹介しています。100Life15年の年月を経て