住んで10年の木の家をみにいこう

2020.10.11

今度の週末は見楽会です

ainoha106号巻頭特集でご紹介した、我らがリーダーささきの自邸の見楽会が今度の17日土曜日に開催予定です。住んで10年経った自然素材、木の家はいったいどんな風になっているのでしょうか??最初は白っぽかった柱や床は年月とともに「経年美化」していきます。傷はどうでしょうか?入居時には敏感に扱っていた床の傷もいつしか気にしなくなり、それすらいとおしい愛着に変わっていくのが自然素材のよさです。では、お手入れの方はどうでしょうか?サワラの木を貼った浴室はいったいどんな手入れ具合だと10年後はどうなっているのかしら?自然素材の家に住み始めた方、これから住みたいなと思っている方は是非とも見ていただきたい見楽会となっております。

「家族で10年住んで、今の家が一番好き」

ainoha取材時に出たささき家から出た名言です。なるほど、その気持ちよくわかります。わが家は佐々木家よりもさらに年月の経った相羽建設の物件です。以前年月の経った住まいに対する「愛着」について書かせていただいたとき触れたように、古くなって味が出たなぁと、わたしもその「経年美化」に愛着を感じていて、年々味が出てくる住まいをとても気に入っています。

朝起きたときの柔らかい光の窓辺が好きです
朝起きたときの柔らかい光の窓辺が好きです
10年前はキッチン片隅にちょこんと座れるくらい小さかった娘
10年前はキッチン片隅にちょこんと座れるくらい小さかった娘

ちいさかった子が、ここでこんな風に座れていたな、とか、そういうことも思い出のひとつですね。床もまだ今より白い感じ。扉もまだきれいだな。こうして、家のあちらこちらに愛着、お気に入りを感じられる暮らしは幸せなことだなぁと日々思う私です。ただ、ひとつだけ残念に感じていることがあります。それは、「それを早く知っていたら違ったのにな」という思いがままあることです。私が住み始めたころはまだ「家守りの会」も、メンテナンス部も相羽建設には無かったので、「こうしておくとゆくゆく違ってきますよ」的な先回り情報が今より格段と少なかったのです。なので、経年美化には満足しつつも、その情報を知っていたらもっと美しかったのにな~、という残念な気持ちが、今あいばこで仕事をしていてちょっと悔しいことです。だからこそ、これから考えている方、住み始めた方にはこの見楽会の機会だけではなく、ささきのお手入れ教室とか家守りの会の点検などで、自然素材との付き合い方の情報を知っていただけたらと思っています。難しいことでは全然ないし、むしろ簡単な日々の心がけひとつであったりします。せっかくつくる一生ものの家ですから、愛着を感じ永く住みたいと思える住まいにしたいものですね。

見楽会は時間予約制で残りの枠も減ってきておりますのでお早めに!詳しい情報はコチラ!

そして家族が増えました
そして家族が増えました

10年で家族も変化しますね。成長に従ってリフォームしたわが家も10年後はきっと3人の子どもたちの上2人はいないでしょう。(いても困ります)そんななか、最近わが家は可愛いワンコを飼い始めました。オットと娘はずっと欲しがっていたのですが、どうしても私は首を縦にふれずにいました。でもお店でこの子を抱っこして顔をペロッとされたときにすべてが変わってしまいました、笑
今ではワンコを通じて家族が盛り上がっていて、また楽しいひとときです。家族が減っていく前のかけがえのない「家じかん」なんだな~とかみしめております…。人間的(ワタシテキ)には10年の自分の劣化が恐ろしくて仕方ないですが!苦笑

*omata*